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あえて○○するということ
こんにちわ、わやです。

覚えている人はほとんどいないと思いますが、前回の記事では親知らずについて書きました。
なので、もしかすると今回はその続きを書くつもりじゃないかと思っている人がいるかもしれません。

ですが、そのことについて書くつもりはありません。
なぜなら、ひとつのネタを引っ張りすぎる社会人は、「引き出しが少ない」というレッテルを貼られてしまうからです。


ところで最近、『吼えろペン』(島本和彦・著)というマンガを読みました。
これはどういう話かといいますと、炎尾燃(ホノオ・モユル)という熱血漫画家の日常が描かれていて、そこではいろいろな事件が起こり、トラブルに巻き込まれていきます。
彼は熱血であるがゆえに、そういったトラブルに対して無茶な対応をしてみたり、先走ったり、エゴを貫いたりするわけです。

とはいっても話の中心となるのは、連載を抱えた漫画家がいかに忙しいかということ。

締め切りが明日に迫った日などは、大変すぎて寝るヒマがありません。
全員がいくらがんばっても、原稿完成にはまだ何時間もかかるような修羅場があります。

寝たいけど、ここで寝たら締め切りに間に合わない。絶対無理。

しかし、炎尾燃はアシスタント達に向かってこう言います。



「あえて……寝る!!!」



なんという勇気。

なんという度胸でしょう。

ぎりぎりの状態にある自分をさらに追い込むことで、120%の力を出してやろうという意気込みです。

けれどこれは、ひとつ間違えば「現実逃避」になってしまいます。

ですが、ときにはこういった「あえて○○する」という決断が必要になるときもあるでしょう。



話は変わりますが、ハナスタスタッフでOTSU君という人がいます。
そう、半年に1回くらいスタッフブログを更新し、バスケネタとか部屋ネタとか音楽ネタとかを書く人ですね。

彼はスタッフ内で、ご飯を選ぶときのレパートリーが非常に少ないことで有名です。

たとえばOTSU君に、昼は何を食べたいかを聞いてみるとしましょう。



「OTSU君、昼は何食べたい?」

「カレー」


もしくは、



「OTSU君、昼は何食べたい?」

「ラーメン」


彼から出てくるのはこのいずれかであり、驚くべき選択肢の少なさだといえます。

OTSU君がこうなってしまった原因が、幼少期に形成されたトラウマにあることは間違いありませんが、やはり大人としてもう少しレパートリーを増やしてほしいものです。

ほんのちょっとだけ勇気を出して、いつもとは違うものをリクエストするようになれば、世界が違って見えてくるはずですし。

ということでこれからは、OTSU君がいつしかこの記事を読んで、こう言ってくれるのを期待して日々を過ごそうと思います。



「OTSU君、昼は何食べたい?」

「あえて……煮魚!!!」